【英語で映画を楽しむ】MEET THE ROBINSONS (ディズニー『ルイスと未来泥棒』)

原題 “MEET THE ROBINSONS” 。Kids の日常会話練習に良いなと思ったので、レビューを上げておきます。

あらすじとテーマ

主人公 Luis は天才発明家。赤ん坊の頃から孤児院で育ちました。大好きな発明に熱中しすぎて周りが見えなくなるためか、なかなか里親を見つけることができません。そんな彼は「自分を愛してくれる家族はお母さんしかいない」と思い込み、お母さんを探す旅へ出ます。そしてタイムマシンで訪れた未来の世界で、おかしな大家族 “The Robinsons (ロビンソン一家)” と出会います。

ディズニー普遍のテーマ「失った母への想いと家族愛」「ありのままの自分で、好きなことをやり続けよう!」に沿ったストーリーに胸を打たれます。”Keep going forward (前進あるのみ)” というフレーズが何度も出て来ます。

英語レベル

会話のメインとなるのは 12 歳のルイスと身近な人達で、ほど良くカジュアルでベーシックな英語がたくさん聴けます。日常の中の短い会話のキャッチボールなので、聞き取りや理解がしやすいです。

映画で英語を覚えようとする時、時代設定が古かったり、主人公が人間ではなかったり、人間であっても特殊な環境にいる人だったりする場合には注意です。通常の人は使わないような言葉で話していたり、話題が日常とかけ離れている場合があります。区別がつく人にはそれも楽しい要素ですが、英語に不慣れな子供の頃は変わった言い回しをマネするより、ベーシックな英語に触れる方が無難ですね。

音楽も楽しめる映画

この映画は曲がまた良いです。ロブ・トーマス (Rob Thomas) の歌が映画をより感動的なものに仕上げてくれています。さり気なくジェイミー・カラム (Jamie Cullum) も出て来ました。この人の音楽が私は好きです。

本作のコンポーザーであるダニー・エルフマン (Danny Elfman) は、『グッド・ウィル・ハンティング』や『デスパレートな妻たち』他、書き切れないほど様々な有名作品に曲を提供し、アカデミー賞やエミー賞などを何度も受賞している人物です。

都会的で洗練された JAZZ を歌うのはカエル

充実した DVD 特典

DVD 特典がとても楽しいです。

裏話では、原作の基になった家族のこと、原作から映画になるまでの過程、たくさんの登場人物の声優(えっ?この人だったの?という人物も)など、色んな面白い話が聞けます。クスッと笑えるポイントもたくさん。製作スタッフの熱い想いが伝わって来て、「また観たいな」という気持ちが沸きます。この「また観たいな」は、語学学習には大事なモチベーションの源ですね。

「発明史」は最初「そんなに興味ないな〜」と見なかったのですが、見てみると楽しいものでした!様々なディズニーアニメが出て来ます。

音声解説もボリューム満点。本作への監督の想いの強さや製作スタッフへのリスペクトが伝わって来ます。

おすすめ購入先

DVD は、レンタル落ちの中古品なんかは Amazon でかなり安く手に入る状態となっています。Amazon Prime Video でも観られますが、そちらには特典映像がありません。

ルイスと未来泥棒 [DVD]


4年前

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